MOBILITY

2021.09.22

一人旅! 「ロードスターRF」で 160匹の「温泉猿」に出会う!? 「ワイナリー」を巡る「信濃路」温泉旅

信濃路の宿場町と地元の美味しい食べ物を楽しみ、最終目的地の地獄谷で温泉に浸かる猿を観察する!

そんな旅の相棒に選んだのは「マツダ ロードスターRF」。

RFとは「リトラクタブル・ファストバック」のこと。ルーフが格納でき、ルーフラインがリアに向けて傾斜するデザインを指すのである。

運転する楽しさと、一人分の荷物+撮影機材が余裕で積める実用性の高さ、さらにスイッチひとつで手軽にルーフの開閉が出来るスマートが魅力の一台だ。

目的地は長野県最北に位置する「地獄谷野猿公苑」。

途中、草津から新潟県上越市までを結ぶ292号線は「志賀草津高原ルート」と呼ばれ、標高2,000メートルを超える日本一高い場所を走る国道でもある。

冬期は通行止めとなるが、春には通行止めが解除され、道路両脇を雪が囲む風光明媚な道としても知られている。

ルーフを開けてワインディングを楽しむ!



早朝に東京を出発し、関越道から上信越道を乗り継いで軽井沢方面へ。松井田妙義インターで下りて、碓氷峠を通って軽井沢へ向かう。

頂上まで約200ものコーナーが続く碓氷峠は、突如として目の前に現れるレンガ造りのめがね橋が有名だ。タイトなコーナーが続くので、速度を出さずとも十分に走りが楽しめる。

ルーフを開けて、まだ肌寒いワインディングへ。シートヒーターを入れて、ステアリングを忙しく左右に回せば体は自然と温まる。

運転を楽しんでいるうちに軽井沢へ到着、さらに草津方面へ。

浅間山の麓を走る「鬼押ハイウェー」は、どことなくヨーロッパのような雰囲気の漂う気持ちの良い道だ。

日本の道100選「海野宿」はオススメルート!

現地に着いて知ったのは、292号線がまだ開通してなかったこと。もっと早くに調べればわかっていたのに……。仕方がないので、18号線と上信越自動車道で目的地へ向かうことにした。

中山道と北国街道が繋がる国道18号線は、今もところどころに宿場町が点在する。「追分宿」を通って、古い町並みが残る「海野宿(うんのじゅく)」へ。ここは「日本の道100選」にも選ばれている景観の良い場所だ。撮影を終えてここで1日目が終了。

2日目は海野宿と同じ東御市にあるワイナリーを訪れた。長野ワインの名産地と呼ばれる東御市には、現在10を超えるワイナリーが存在するそうだ。その中にスカイブルーのルノー「トゥインゴ」が、看板のように置かれている「リュードヴァン」というワイナリーがある。

フランス語で「ワイン通り」を意味するここでは、ぶどうの栽培から醸造までを一貫して行っている。

実は以前にもここを訪れたことがあって、何故トゥインゴが置かれているのかが気になっていたのだ。突然の訪問だったにも関わらず、代表の小山さんが親切に対応してくれた。

小山さんはクルマとバイクが好きで、今は「メガーヌ エステートGT」を所有。

トゥインゴは当時衝動買いし、その後に脱サラしてこの場所にワイナリーを開いたときにも乗っていた思い出のクルマだそうだ。


ナンバープレートには「リュードヴァン」の文字。うしろの建物の青ともマッチしている。

ワイナリーを後に地獄谷へ!

リュードヴァンを後にし、地獄谷野猿公苑へと向かう。予報に反して天気が良かったので、オープンにして走る。RFは風の巻き込みが抑えられているので、高速道路でも快適だ。

1.5リッターに比べると、エンジンそのものの軽快感はやや劣るものの、排気量が大きいことによる実用領域での扱いやすさなどは、2リッターにアドバンテージもある。

2,500回転もあれば、走れてしまうし、燃費性能はカタログ数値を上回る好結果となった。

その後、上信越自動車道の信州中野インターを下りて湯田中温泉へ。温泉街を抜け、クルマがギリギリすれ違える細い山道を2㎞ほど走ると、地獄谷温泉へ到着する。

駐車場から5分も歩けば野猿公苑の入口だ。公苑を含むこの一帯には、現在約160匹の野生の猿が生息しているという。公苑に入ると早速間近に猿が現れた。

160匹の野生猿に出会う


なんと誰一人?温泉に浸かっていない……!!

猿が触れられるほどの近くを通っても、彼らは我関せずで、こちらに興味は無い。餌が与えられるから日中はこの場所にいて、時間が過ぎれば山へと帰っていく。

特定の住処がある訳でもなく、餌を求めて常に群れをなして移動しながら生活をしているそうだ。時期が春先ということもあって、温泉に浸かる猿は居なかったが、間近で見られたことだけでも大満足。次回は雪のある時期に再び訪れよう。

再びルーフを開けて帰路に向かう。RFはリアにピラーが残るので、オープンにしても目立たない。それもまた、このクルマの良さなのである。



ロードスター RF VS WHITE SELECTION

全長×全幅×全高:3915×1735×1245mm
ホイールベース:2310mm
トレッド(F/R):1495/1505mm
車両重量:1100kg
エンジン:直列4気筒DOHC
総排気量:1997cc
最高出力:184ps/7000r.p.m.
最大トルク:20.9kg-m/4000r.p.m.
サスペンション(F/R): ダブルウィッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ(F/R): ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ(F&R):205/45R17

文&撮影:佐藤考洋  撮影:宮越孝政

RECOMMENDED


RELATED

RANKING