MOBILITY

2021.10.19

気分はHDM!「S13シルビア」をハワイアンなドリ車にモディファイ!【モデルカーズ・チューニング】

S13シルビア◆Builder:中尾賢太 ◆Base:アオシマ1/24

シルビアといえば、日産を代表するスペシャルティクーペであった。

最後のシルビアが生産を終えてから20年ほどが経つが、その復活を望む声は絶えることがない。

その登場は1965年のこと、当時はオープン2シーターであったフェアレディのフレームシャシーを利用し、その上に美しいデザインの2ドアクーペボディを載せたものであった。

このクーペボディは、ドイツ人デザイナーのアルブレヒト・ゲルツの監修のもと、日産社内でデザインされたものだという。

その贅沢さはやはり日本の市場に受け入れられるにはまだ早く、販売的にはあまり奮わなかったため数年にして販売を終了、モデルチェンジも行われなかった。

空白期間ののちに2代目となるニューシルビアが登場したのは1975年になってからである。

ニューシルビアは、当時注目を集めていたロータリーエンジンの搭載車として準備されていたと言われるが、オイルショックを受けこの計画は変更され、当時お馴染みのL型四気筒が積まれている。

そして2代目以降は途切れることなく日産のラインナップの一角を担い続けることとなったが、特に5代目(S13系)のヒットは記憶に残る鮮やかなものであった。

’88年にデビューしたS13の特徴は何といってもその美しいボディラインで、これは初代シルビアをイメージして造形されたと言われている。

現役当時はゴリゴリに走りを楽しむクルマではなかったが、型落ちとなってからはドリフト、走り屋と、ハードなイメージが定着しているのは、すでにご存じだろう。

ここでご覧頂いているのも、そうしたドリ車イメージで制作された模型で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものである。

【写真4枚】ドリ車でHDMなシルビア、その全体像はコチラ!

HDMスタイルのドリ車、鮮烈に登場

ドリ車のシルビアというだけならよくある作品だが、この作例のポイントはHDMでもあるということ。

HDMとは、USDM(アメリカ市場向け)をイメージした中でも、特にハワイをモチーフにした車両ということだ。

鮮やかなレッドのボディカラーも、HDMな気分を盛り上げてくれる。

S13のキットはタミヤ、アオシマ、フジミと3社あるがこの作品ではアオシマをチョイス、しかしサイドステップにはフジミ製S14を加工して装着するなど、様々なパーツを利用して制作されている。

叩き出しフェンダーにみっちりと収まるホイール(VS-KF)は幻想技研製の3D出力パーツ、インテリアにはロールケージも組まれている。


モデルカーズ・チューニング其の四

写真:服部佳洋

RECOMMENDED


RELATED

RANKING