MOBILITY

2021.10.20

希少「ドンガラ」の「ケンメリ」を再現!レストア・ストリップ状態のスカイラインを見よ!【モデルカーズ・チューニング】

日産スカイライン◆Builder:須藤一平 ◆Base:アオシマ1/24

「愛のスカイライン」の愛称で親しまれたC10系スカイラインがモデルチェンジし、4代目C110系となったのは1972年のこと、この世代はCMキャラクター「ケンとメリー」から、「ケンメリ」の愛称で親しまれた。

機構的には先代であるハコスカからほぼ変わりなく、L型6気筒エンジンに前ストラット/後セミトレのサスペンションという基本コンポーネンツ(GT系の場合)を受け継いだが、ボディは若干大柄に生まれ変わった。

前述の広告戦略も功を奏して大変な人気モデルとなり、’75年のマイナーチェンジで後期型へ進化したあと、’77年まで生産されたのである。

こうした好調なセールスはもちろんのこと、兄弟車ローレルなどと同じく中古車となってからは街道レーサーのベースとして、また後に至っては国産ヒストリックの定番として、息の長い人気を保っている。

特に2ドア・ハードトップの、当時のアメリカ車からの影響が強いボディラインは、ジェット戦闘機のノズルをイメージしたというテールランプと相まって、抜群にスタイリッシュだ。

プラモデルではアオシマとフジミの2社から2ドアHTが製品化されており、特にアオシマはGTとGT-Rの2種がラインナップされている。

ここでご覧頂いているのもそんなアオシマ製ケンメリを使用した作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

【写真9枚】何もかもをはぎ取った素っ裸のケンメリを目撃!

ストリップ状態のケンメリ!

ケンメリ……と言ってもこれは? と疑問に思われる方もいるだろう。

部品が付いていない、未組み立ての状態のプラモデルでは? と。

といって組み立て途中のプラモデルがこのように見える訳ではない、これはケンメリの基本ボディを模型で再現した作品なのである!

作者いわく「時間をかけてコツコツとレストア」中を再現した、というこの作品。

アオシマ製ケンメリのボディをもとにボンネット、ドア、トランクなどを切り取り、グリルやバンパーも未装着状態として、露わになるプレスや継ぎ目、溶接跡なども表現、配線や配管を通す小さな孔も実車の通りに開けられているというこだわり様である。

リアクウォーター内側のパネルやトランクと車室の境となるメンバーなどを自作したほか、シャシーの一部にはタミヤのハコスカも利用されているそうで、キットのシャシーでは表現できないスペアタイヤハウジングの深さなども再現されている。

いつまでも見飽きない作品だ。


モデルカーズ・チューニング其の四

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