MOBILITY

2021.10.21

農道のポルシェ「TT2型サンバー」の旅仕様!寝台列車イメージの軽トラキャンパーを作る!【モデルカーズ・チューニング】

スバル・サンバー◆Builder:田中直人 ◆Base:アオシマ1/24

日本に根付いた自動車文化のひとつ、そして最近ではアメリカなどでも遊びのアイテムとして注目されているという、軽トラック。

そんな軽トラの代表的車種と言えたのが、「農道のポルシェ」の異名を持つ、スバル・サンバーであろう。

このあだ名の由来は、他の軽トラックがエンジンをシート下あるいは車体中央下に配置するのに対し、サンバーでは車体後端にエンジンを置くリアエンジン・レイアウトであること、また早くから四輪独立懸架サスペンションを採用していたこと、などによる。

また、「赤帽」用に特別チューンされた仕様をラインナップしていたことでも窺えるように、前述の特徴が単に特徴でなく、高い走行性(それはもちろん軽トラックとして必要な範囲でということだが)を誇ったことも示している。

初代サンバーの登場は1961年、当時の軽乗用車スバル360の基本コンポーネンツを利用することで生まれたもので、開発責任者もスバル360の生みの親である百瀬晋六氏であった。

以後、RR・四独サスという前述の特徴を受け継ぎつつ、軽規格の拡大や高速時代への対応、衝突安全性への配慮などを盛り込みながらモデルチェンジを重ね、スバル・オリジナルのモデルとしては6世代に及ぶ歴史を積み重ねてきた(現在は残念ながらダイハツ・ハイゼットのOEMモデルとなっている)。

ミニカーなど模型の題材としても人気のサンバーだが、プラモデルでは旧イマイの3代目後期型バン(現在はアオシマから発売)、そしてアオシマの6代目トラックがポピュラーな存在である。

ここでご覧頂いているのも、そのアオシマのTT2型サンバーを用いた作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

【写真9枚】旅に出るならこんなキャンパー! その全貌と室内を見る!

キャンパーシェルで寝台列車風に仕立てる!


実車のサンバーにもキャンピング仕様の架装例は色々とあるが、この作品は着脱式のキャンパーシェルを載せたものとなっている。

キャンピングシェルはプラ板と紙、フェルトによる自作品で、内部にはソファーベッドやテーブルも装備、単に着脱式というだけでなく上部のみを外すこともできるので、写真のように様々な状態を楽しむことが可能だ。

形状とカラーリングから、ブルートレインかオリエント急行か、はたまたブロードウェイ特急か、寝台列車のような趣も感じさせてくれるだけに、眺めているだけで色々な旅の空想が広がる作品だ。


モデルカーズ・チューニング其の四

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