MOBILITY

2021.12.02

お宝!「初代セリカLB」ビッグバンパー仕様のキットを絶妙なフィニッシュで!【モデルカーズ・チューニング】

セリカLB 200GT◆Builder:山本智久 ◆Base:ユニオン1/20

日本におけるスペシャリティクーペの草分け、セリカ。

1970年に登場したセリカは、その斬新なボディスタイルと、外装や内装の装備品さらにはエンジンを自由に組み合わせられるフルチョイス・システムの導入で、高い人気を獲得することとなった。

その基本コンポーネンツは、同時デビューのファミリーカー、カリーナと共通のもので、前ストラット/後4リンクのサスペンションなど平凡なものではあったが、トップモデルのGT(これのみフルチョイスシステムの範囲外となる)には1600ccツインカムの2T-Gを搭載していた。

73年には、ボディ後半をファストバックスタイルとしたLB(リフトバック)を追加し、その人気をさらに盤石なものに。

セリカの商品コンセプトは、”元祖スペシャリティカー”であるフォード・マスタングの影響を強く受けたものであったが、このLBのスタイリングも、同じく初代マスタングのファストバックのボディラインを想起させるものであった。

LBでも同様にフルチョイスシステムを採用していたが、その範囲外となるGTには1600だけでなく2000(4気筒ツインカムの18R-Gエンジン搭載)もラインナップ。

’75年にはクーペ、LBともにボディサイズを拡大、結果的にセリカは77年まで生産されるロングライフモデルとなったのである。

【画像7枚】貴重な絶版キットの完成形を目に焼き付けろ!

現在リリースされている初代セリカLBのプラモデルはアオシマの後期型のみだが、実車現役当時はその人気の高さから、ニチモ、ナカムラ、ヤマダ、エルエス、マルイなどといった多くのメーカーから、様々なスケールでキット化されていた。

ここでご覧頂いているのはそのうちのひとつ、ユニオン製後期型LBをベースに制作された作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものである。

「旧車好きのオーナーが仕上げた1台」

このユニオン製キットは元を辿ればエーダイの金型だが、同車のキットでは珍しく、末期の上級モデルに設定されていたビッグバンパー仕様となっている。

かつての旧車好きには敬遠されがちなビッグバンパーだが、そのいかにも’70年代後半らしい佇まいにこのところファンが増え続けているようだ。

この名作キットを、1/20マスターの異名を持つ作者が的確にフィニッシュ。

「旧車好きのオーナーが仕上げた1台」をコンセプトに、クウォーターウィンドウを追加し、車高を2mm上げるなどの加工によって雰囲気よく完成させた。

ボディカラーはタミヤのF1用カラーであるブライトマイカレッドを使用している。


モデルカーズ・チューニング其の五

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