MOBILITY

2021.12.03

ペースカー導入!「80スープラ」が回転灯と専用カラーリングをまとう!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・スープラ◆Builder:小川智宏 ◆Base:アオシマ1/24

トヨタが誇るスポーツカー、スープラは、映画での活躍もあって、今や世界的に有名な存在である。

その初代モデルは、日本ではセリカXXの名で1978年に、北米市場では最初からスープラの名で’79年に発売された。

ベースとなった2代目セリカは、設立されたばかりのCALTY(カリフォルニアに本拠を置くトヨタのデザイン・スタジオ)がデザインを担当したモデルだが、スープラはさらにアメリカ志向を強めたクルマだった。

つまり、北米で人気を誇ったダッツン・Z(ズィー)の対抗馬という訳で、ライバル・日産のスカイラインGTやブルーバードGT/G6と同様の手法……4気筒エンジン搭載車であるセリカのノーズを延長し、直列6気筒エンジンを押し込む、という手法で開発されたのである。

そうした経緯もあり、この初代スープラ/セリカXXはスポーツカーというよりも、ラグジュアリーなGTカーという性格付けが強くなされていた。

ツインカムではないながらもM型系の6気筒エンジン(4M-EU)を載せたロングノースのファストバッククーペとくれば、あの名車トヨタ2000GTが思い出されるところだが、トヨタもそのイメージを積極的に利用したことは、この初代モデルが2000GTをモチーフにしたT字グリルを持っていたことからも分かる。

続く2代目モデルも初代同様の成り立ち・性格付けがなされていたが、外観ではリトラクタブルライトを装着し、サスペンションチューニングをロータスに依頼するなど、スポーツカー的なイメージも同時に強められていた。

3代目にして日本での名もスープラとなったのだが、このモデル最大のトピックはやはり3ナンバー・サイズのワイドボディを登場させたことだろう。

4代目スープラ(正確には、日本では2代目となる)は1993年に登場、さらにスポーツカーとしての性格を強くしたほか、独特の量感あふれるスタイリングは賛否両論となったものである。

6速ミッションや、フェラーリF40ばりの大型リアスポイラーが話題になったことも印象深い。

結果的に9年に及ぶロングライフモデルとなった4代目、A80型スープラだが、2002年の生産終了後は長いブランク期間となり、2019年にしてようやく、GRスープラとして5代目モデルの登場となったのである。

【画像5枚】回転灯を装着した凛々しい姿の80スープラを見る!

80スープラに話を戻すと、プラモデル化はタミヤ(1/24)とAMT(1/25)、マイクロエース(1/32)などからなされている。

ここでお見せしているのはタミヤ製キットをベースにした作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

レース運営に活躍した実在のペースカーを再現!

この作品がモチーフにしているのは、以前に岡山国際サーキットが所有していたペースカーである。

同じ80型スープラも活躍した全日本GT選手権などのレース運営で活躍したこの実車を、作者は忠実に再現。

ボンネットには実車同様にエアスクープを装着、ホイールもアオシマのTRDチェイサーのパーツを加工して取り付けている。

ロールケージやシートベルトまで再現したインテリアまで、見どころ満載な1台だ。


モデルカーズ・チューニング其の十

写真:服部佳洋

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